空気を押し出す実験
気体(今回の場合は空気)は、「目に見えない」ということが、子どもたちの想像や理解を阻む一つの障壁とな…
太陽クラスで、この場所での活動が好きになってくれた子どもたち。
「今までは先生がみせる、促す、受動的な活動でしたが、
”好き”の気持ちをたくさん利用して、「能動的」に自ら取り組んでいきましょう。
自分はすごい!こんなことできた!知ってたこと友達に教えてあげよ!!
自分への期待いっぱいのこの時期は、たくさん成功体験をして自信をつけていきましょう。
「なんでも分かる僕は、失敗なんてしないんだ!!」
という、心模様を先生は知っているよ。
「成功体験を積み重ねて、ちょっとやそっとじゃめげない、失敗にもワクワクできる地球クラスを目指そう!
小学生低学年が中心に活動するこのクラスでは、「理科?・科学?・実験?...?」という状況の「太陽クラス」からは、少し成長し言語能力や認識力も高まり、どうしてこうなるのかということが少し理解できてきます。このクラスでは「なぜ?」と興味を持って能動的に取り組める力を育てていくことを大切にしています。また、他者を意識したり見通しを持つことができるようになり「今日はこんな実験をするんだな。」と、自分の意思で興味を持って積極的に取り組みながら、周りの子どもたちの事象も、自分の経験や刺激にすることができてくると大きく成長していきます。そして、他者を意識することができるようになると次第に今度は「もっとこうなりたい」という自分への思いがでてきます。
時には「こうしたい、こうなりたい」という自分への気持ちと、実際に自分ができることに差が生まれるとイライラしたり、悔しい気持ちになる時期があります。
それは更に彼らが成長をする時期です。実験や事象に対して「この先はどうなるの?」「別のもので試すとどうなるの?」と、今日の実験だけにワクワクしていた頃から、その先の応用を意識し、探究心が生まれ、自分に対しての思いが溢れる頃、次は「地球クラス」で活動していきましょう。
ワントックノウの子どもたちは、ものづくりが好きな子が多いです。ものづくりにつなげるカリキュラムはワントックノウの特徴の一つでもありますが、実は立体的な工作物には必ず、理数的思考が含まれます。
“理科””サイエンス”という言葉自体は知っていますが、概念や意味はまだまだ分からない時期です。ですが”ものづくりが好き”を紐解くと”理科・科学”が好き、興味があるが始まっているのです。
この年齢での座学による言葉や聴覚だけの学びは、彼らにとっては難しく、退屈で、本当は理数的センスや潜在的な興味があるのに、なんだか難しい退屈なものになってしまい、勿体ないことに理科が嫌いになってしまうこともあります。
ものづくりを通して手を動かして成果物に満足するというアプローチで、理科サイエンスに触れるということが、この時期の子どもたちが理科・科学を学ぶ最適最善の方法の一つであると確信しております。
ただただ、目の前の事象に「わ!」と感動したり、ものづくりに熱中していた子どもたちに、次はほんの少しだけ難しいけれど、頑張ればできることを、こっそり教えてあげます。難しくいうと応用ですね。
「できた!」「僕すごい!」「私天才!」こういったことを反復することで、「知りたい気持ち」と「想像力」を育みます。
「ワントックノウ」という教室名は、want to know(知りたい)をローマ字読みした言葉です。「知りたい気持ちは」何よりも強いです。だって子どもたちは何も教えなくても、ゲームや遊びはどんどん進めていきますよね。
”学び”を”遊び”のように「知りたい、もっと知りたい!!」に、変えてあげることに私たちは全力です。そうなれば遊びも学びも同じかもしれません。
日本では教育や仕事は楽しくあってはいけないとすり込まれていることがありますが、そんなことはありません。
学びは楽しくあっていい。
仕事も楽しくあっていい。
ワントックノウでは子ども(学び)も先生(仕事)もめちゃくちゃ楽しいです。月クラスではみんなで「知りたい(探究心)」を育みます。
「知りたい」の気持ちをベースに、自ら応用を繰り返す行動へと成長することで、理科的な思考や概念に気づき始め、そして「知識や(簡単な)論理」にも興味が湧いてきます。
言語の理解も深まり、知りたい気持ち、自ら探求する、そして”理科””科学”というものを認識し始めたころ、次は地球クラスで、理科・科学を深めていきましょう。
視覚を通して、驚く、感動する、「わぁ!!」と声を上げる、そんな時間を沢山持ちましょう。ここに行くことが楽しみ、ワクワクする、になれば理科・科学との素敵な出会いの始まりです。
頑張ればできる応用を促します。「できた!」「僕すごい!」「私天才!」これを反復することで、「知りたい気持ち(探究心)」と「想像力」を育みます。
探究心、想像力、自信と合わせて、言語力、理解力、傾聴力も携えた子どもたち。インプットとアウトプットを繰り返し、時には失敗も経験しながら理科・科学の学びを深めていきましょう。
理科科学に携わる方や、興味のある方…さまざまな方が集まり研究や実験、情報の共有ができる時間と場所です。仕事帰りの夜は、小学生の頃のあのドキドキした時間に戻って、シンプルにサイエンスを楽しみに来てください。