気体(今回の場合は空気)は、「目に見えない」ということが、子どもたちの想像や理解を阻む一つの障壁となります。
今回は、気体も目に見える物体と同じく(体積が)「存在」するものであるということを体感する実験です。
時には先生のお手製キャラクター「しんどうくん」も登場しますよ。
人が人に、モノがモノにぶつかればぶつかられた人(モノ)は当然、押し出されます。
これをペットボトル(箱)の中にある気体(空気)を外に押し出すことで、目と体感(風)で感じます。
気体に気体をぶつけるために、今回は風船のゴムの素材の伸縮を利用して伸ばしたゴムを元に戻す事で空気を押し出します。
ゴムの伸縮は強く伸ばすほど強く戻ろうとするので、力の加減で押し出す空気の威力を調整する事ができます。ここでは、ゴムの特性も体感することも目的としています。
目には見えない空気が、まるで見えるようになったのは、感覚的な理解から子どもたちが気体(空気)の存在を想像できるようになったからです。
僕が作った空気砲を、カッコよく装飾。
さあ、空気で敵をやっつけるぞ!